今更。

モナコの予選を見て一言。
首都高サーキット化しようぜ・・・。

さて、書こうと思って手をつけないでいた映画の感想を。
そろそろちゃんと書かないとね。

マクロスF劇場版』

今更ですけど。
ネタバレは極力控えてますけど嫌な人はお戻りください。


大体6話までの総集編+αとの告知がありましたが殆ど別物。
設定面でも変更が多めで大きなところだとシェリルが「アイモ」を知ってる。
細かいとこだとクランの年齢が下がってる。どうでもいいですね。
三角関係についてはアルト×ランカにシェリルが突っ込んでくる感じ。
全体的にシェリルとランカの関係性を強くしている気がします。
あとアルトは(まだ)どっちつかずですけど、TV版よりも熱さが増してちゃんと主人公してます。


んで、ロボットものである以上戦闘シーンは重要なわけです。
CGだと違和感があるという人もやっぱり多いし、マクロスプラスが見事だったのでCG使わなくても・・・とも思うのですが。
あれは一対一の戦闘が殆どだったからこそ出来たと思わなくもないし、
今回のような多対多ではちょっと厳しいものがある気がします。
ファイターでのドッグファイト→ガウォークのバルカン→バトロイドのミサイル掃射などなど、
基本ながらも変形を駆使した戦闘描写はCGならではといえるのではないでしょうか。
さらに映画だからこそ出来る予算と物量戦で見ている側を盛り上げます。
特にミサイル。TV版の5割り増し。


そしてマクロスの肝ともいえるライブシーン。
相も変わらず菅野よう子氏の楽曲はレベルが高く、May'nとTV時より格段に良くなった中島愛の歌唱力。
そこにマクロススタッフだから出来るライブシーンの演出の数々。
後述する終盤も良かったのですが、個人的にツボったのは序盤の「時計仕掛けのステージ」。
やっぱただ動かすだけなら時間をかければいいのでしょうが(それでも十分凄いのですが)、
こういうところの巧さは、他のアニメより頭ひとつ抜けている気がします。


この2つが融合した終盤はまさに圧巻。
これが河森の本気かと言わんばかりの戦場ライブ感。
ストーリー面での起伏も加わって熱量がヤバイ。
これは語るのも野暮な気がするので、ぜひ視ていただきたい。


TV版ラストで「何ぞこれ・・・」となった人も多いと思いますが、
その鬱憤を晴らさせてくれるような出来でかなり楽しめました。
そのTV版より多いアルトととのイチャイチャと楽曲の多さと漢前さで巷ではシェリルのPVと言われてますけど、まぁ実際そうかも。
しかしシェリル派の俺には大満足でした。
今回ランカの出番も楽曲も少なめなので余計にそう感じるかもしれないですね。
ランカ派の人は次回に期待ということで。




本当はなのは劇場版も書きたかったんですが思った以上に時間がかかったのでここまでで。
トライガンの感想を書くのはいつになるんだ・・・。